こんな事を思うようになった
本来なら昨日は東京に残ってスタジオだった。
そして今日メンバーとKNOTFESに行く予定だった。
1週間出ずっぱりの予定が無くなり
今は大阪に予定よりも早く帰阪して家にいます。
3.18郡山PEAKACTIONありがとうございました!
共演してくれた地元バンドも集まってくれた
皆も本当にありがとうございました。
しかしあのライブハウスはとてつも無い。
出演するバンドや来てくれるお客さんへの愛情が
本当に凄まじいんですよ。
これ見ただけで入りの時からヤバいんですけど
何よりジョンさん(箱のドン)に会っておかえりと言われた瞬間泣きそうになりました(2ショット撮り損ねたのは凄く後悔してます…。)
ミリタリーのツアーで去年初めて来た時から
その愛は凄まじく見ず知らずの僕たちを箱に泊めてくれたり、2回目の出演の時にはおかえりと言ってくれたり
僕たちみたいなツアーバンドはこういうライブハウスこそ愛しいし守って行きたいと心から思っています。
今回のツアーは次の日仙台の公演も予定していましたが
コロナの影響で延期となり僕らは単発でのライブとなりました。
誰も悪く無いしこのタイミングでイベントを開催するのは凄く勇気がいると思います。
それでもうちのメンバーはライブが出来ることを嬉しく思ってるし誰一人としてキャンセルしようという選択をしなかった。
翔ちゃんが当日MCで言うてくれたけど
改めてそんなメンバーとバンドしてるって誇らしいなって思いました。
普段一緒に居りすぎて気付かんけど。笑
仙台のイベンター石川さんが来てくれたのも凄く嬉しかった。
集まってくれた人達にも凄く感謝してます。
どのイベント、どのライブでも感謝の気持ちはありますが、ツアー中は特にその気持ちが高くなります。
話が逸れるんですが僕がバンドで初めて県外でライブをしたのは確か19の頃、東京の代々木laboと両国SUNRISEでした。
当時ホームにしていたライブハウスのイベントで行ったのがきっかけでもう1本は先輩から絶対2日以上ライブをしろ、俺が箱を紹介したると言われて決まったのがきっかけでした。
その時先輩に言われて覚えてるのが
「お前がライブしてる間スタッフさんはノーギャラで働いてると思え、客も入れられんバンドが地方でライブする意味をよく考えろ」
ただ何となくバンドがしたくて活動してて
初めての東京遠征が決まり舞い上がってた僕にこんな事を言うてくれた。
冷静に考えたらわかることやけど
自分のことしか考えれていない当時の僕は
この言葉を聞いたときに現実を考えるようになりました。
それからライブをする意味、お客さんが観に来てくれる事の大切さを考えるようになった気がします。
夢だけを見てても仕方がない
ある程度の実績を生み出さないといけない
好きなことやりたい事を貫き通したい
全てを兼ね備えるには凄く時間がかかること
僕は頭が良くないので人より気付く事があまりにも遅過ぎたけど当時の経験が今に繋がってると思うとそれはそれで良いかなと思ってます。
そして今、僕はそれ媚びに加入して
今まで以上の人たちに自分のライブを観てもらうようになりました。
高校生の頃憧れていたバンド活動を今はやっています。
生活水準は最低でまだまだあかんなと思いますが
バンドマンになる事を諦めなかった自分が唯一自分の好きなところでもあります。
なんかだいぶ話が逸れてしまった。
改めて郡山PEAKACTIONありがとうございました!
必ずまた行くのでよろしくお願いします◎
最後にオイフェスの告知もします。
この2日間はそれ媚びのマンパワーです。
自粛がどうこうとか色々あるけど
こんな時こそバンドマンが格好良くないと夢ないでしょ。
最低な生活から楽しむことを奪ってしまったら何が残るんやろう??
自粛ムードで自分達の未来の首を絞めるくらいなら
最低限の予防と他人に思いやりを持てる人達と
僕は音楽を通じて楽しみ尽くしたい気持ちです。